|
|
ホーム > 河川事業 > 紀の川の環境 > 環境調査速報 |
―平成19年度― ■紀の川大堰関連魚道調査・速報(8月) 1.調査実施内容 表1 調査実施内容
注)調査時間は7:00〜21:00である。 (閉鎖されているデニールボックス付バーチカルスロット式魚道は、調査対象外とした。) 2.調査方法 ●遡上魚調査 魚道の出口付近(上流端)に箱型トラップを設置して、遡上魚を捕獲し、魚種や遡上数を把握した。 なお、調査にあたっては、遡上を完全に妨げないように魚道の1/3を開放し、目視調査によって遡上数の補正を行った。また、捕獲した個体は、調査後速やかに放流した。 ●魚道周辺の魚介類調査 投網・タモ網・カニカゴを用いて、魚道入口および中間付近にみられる魚介類の把握を行った。 3.調査結果 確認された魚介類の個体数および種数について、各魚道の内訳を表2に、一覧を表3に示す。 ●魚道周辺で確認された魚介類は合計21科46種で、うち遡上した魚介類は合計6科20種であった。 ●遡上が確認された魚介類は435個体で、そのうち最も多く遡上したのはコウライモロコは95個体(全体の約22%)であった。特にコウライモロコの遡上は、右岸の人工河川式魚道で多かった。
表2 各魚道にて確認された魚介類の個体数および種数
注)( )内は、箱型トラップおよび目視により遡上が確認された魚介類の個体数 注)デニールボックス付バーチカルスロット式魚道は閉鎖中 4.各魚道の状況
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国土交通省近畿地方整備局 和歌山河川国道事務所 |