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- 平成18年度 - | |||||||||||||||||||||||||||||
紀の川大堰関連魚道調査速報(5月) |
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1. | 調査実施内容 調査実施内容は表1のとおりである。 |
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表1 調査実施内容
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注1)調査時間は7:00〜21:00である。 | |||||||||||||||||||||||||||||
2. | 調査方法 | ●遡上魚調査 魚道の出口付近(上流端)に箱型トラップを設置して、遡上魚を捕獲し、魚種や遡上量を把握した。また、遡上を完全に妨がないように魚道の約1/3を開放し、目視調査によって遡上数の補正を行った。 トラップにより捕獲した個体は、調査後速やかに放流した。 ●周辺の魚介類調査 魚道入口付近及び出口付近にて、投網やタモ網、魚篭、カニ篭などにより、周辺の魚介類を確認した。 |
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3. | 調査結果 | 魚道およびその周辺で確認された魚介類の個体数および種数の各魚道の内訳を表2に、その一覧を表3に示す。 ●魚道全体で確認された魚介類は合計18科37種で、うち遡上した魚介類は合計7科16種(うち回遊種4科7種)であった。 ●トラップ調査により確認された魚介類は6,150個体で、そのうち最も多く遡上したアユは5,858個体で、全体の約95%を占めた。 ●遡上が確認された魚種は、アユ、ヌマチチブ、モクズガニが多く、昨年度と同傾向であった。 ●今年度から通水を開始した左岸のデニールボックス付バーチカルスロット式魚道を利用する魚介類が多いことが分かった(図2参照)。 |
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表2 魚道およびその周辺で確認された魚介類の個体数および種数の各魚道の内訳 | |||||||||||||||||||||||||||||
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※( )内は、トラップ調査により確認した魚介類の個体数および種数 | |||||||||||||||||||||||||||||
図2 トラップ調査による確認個体数の昨年度との比較 図3 遡上した魚類 |
表3 魚道およびその周辺で確認された魚介類の一覧(5月) | (PDF:55KB) |