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- 平成18年度 - | |||||||||||||||||||||||||||||
紀の川大堰関連魚道調査速報(4月) |
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1. | 調査実施内容 調査実施内容は表1のとおりである。 |
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表1 調査実施内容
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注1)調査時間は7:00〜21:00である。 | |||||||||||||||||||||||||||||
2. | 調査方法 | ●遡上魚調査 魚道の出口付近(上流端)に箱型トラップを設置して、遡上魚を捕獲し、魚種や遡上量を把握した。また、遡上を完全に妨がないように魚道の約1/3を開放し、目視調査によって遡上数の補正を行った。 トラップにより捕獲した個体は、調査後速やかに放流した。 ●周辺の魚介類調査 魚道入口付近及び出口付近にて、投網やタモ網、魚篭、カニ篭などにより、周辺の魚介類を確認した。 |
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3. | 調査結果 | 魚道およびその周辺で確認された魚介類の個体数および種数の各魚道の内訳を表2に、その一覧を表3に示す。 ●魚道周辺で確認された魚介類は合計15科31種で、うち遡上した魚介類は合計5科15種(うち回遊種5科10種)であった。 ●トラップ調査により確認された魚介類は1,604個体で、そのうち最も多く遡上したアユは1,505個体で、全体の約94%を占めた。 ●右岸人工河川式魚道内でコイの産卵と産着卵が見られた。 |
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表2 魚道およびその周辺で確認された魚介類の個体数および種数の各魚道の内訳 | |||||||||||||||||||||||||||||
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※( )内は、トラップ調査により確認した魚介類の個体数および種数 | |||||||||||||||||||||||||||||
図2 人工河川式魚道の平瀬を泳ぐアユ |
表3 魚道およびその周辺で確認された魚介類の一覧(4月) | (PDF:55KB) |
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