豊岡河川国道事務所における防災教育支援に関する取り組み
~災害の教訓を次世代に伝えるために~
【取り組み主旨】
「災害は発生するもの」との意識のもと自然災害から命を守るため、一人一人が適切な避難行動をとる能力を身につける必要があると考えます。
国土交通省では、平成29年度策定「水防災意識社会の再構築に向けた緊急行動計画」により学校における防災教育の支援を一層強化する取り組みを行っています。
幼少期からの防災教育は、自然災害に関する「心構え」と「知識」を備えた個人を育成することに効果的であり、これにより、子供から親、家庭、さらには地域へと防災知識等が浸透していくことを期待しています。
また、「豊岡市からひとりも犠牲者を出さない」ためには、地域での防災力向上が必要であると考えます。 地域の防災リーダー育成と地域の中で「知る」「考える」「実践」する機会を作ることにより、地域の防災意識向上を図ります。
国土交通省では、平成29年度策定「水防災意識社会の再構築に向けた緊急行動計画」により学校における防災教育の支援を一層強化する取り組みを行っています。
幼少期からの防災教育は、自然災害に関する「心構え」と「知識」を備えた個人を育成することに効果的であり、これにより、子供から親、家庭、さらには地域へと防災知識等が浸透していくことを期待しています。
また、「豊岡市からひとりも犠牲者を出さない」ためには、地域での防災力向上が必要であると考えます。 地域の防災リーダー育成と地域の中で「知る」「考える」「実践」する機会を作ることにより、地域の防災意識向上を図ります。
【防災学習教材の特徴】
子供達の発達段階に応じて育むべき情報に関わる資質・能力の三つの柱(※)を総合的にとらえ構造化し、アクティブラーニング(主体的・対話的で深い学び)の視点を踏まえたカリキュラムとなるよう構成しました。
※資質・能力の三つの柱
①個別の知識・技能(何をしっているのか、何が出来るか)
②思考力・判断力・表現力等(知っていること・できることをどう使うか)
③学びに向かう力、人間性等(どのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか)
小学校版は、自助から共助まで段階的に考えられるように学齢別資料を作成 中学校版は、自助・共助・公助に加え、人の心も考慮した防災を考える資料を作成 園児向けは、自然の「恵みと災い」の観点から、写真やイラスト等により感覚的に学べる教材を作成
※資質・能力の三つの柱
①個別の知識・技能(何をしっているのか、何が出来るか)
②思考力・判断力・表現力等(知っていること・できることをどう使うか)
③学びに向かう力、人間性等(どのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか)
小学校版は、自助から共助まで段階的に考えられるように学齢別資料を作成 中学校版は、自助・共助・公助に加え、人の心も考慮した防災を考える資料を作成 園児向けは、自然の「恵みと災い」の観点から、写真やイラスト等により感覚的に学べる教材を作成
【“小・中学校版”防災学習教材の内容】
本教材は、子供達に防災をわかりやすく説明することはもちろん、現場の先生方の負担を軽減することができるよう、
「学習指導案」、「ワークシート」、「イラスト集」、「副読本」を作成しております。
「学習指導案」、「ワークシート」、「イラスト集」、「副読本」を作成しております。
【“園児向け”防災学習教材の内容】
“園児向け”防災学習教材では、未だ十分に文字が読めない未就学児を対象とすることから、写真やイラストの提示による感覚的に学べるものとしました。
【防災教材資料一覧】
【水害に関わる防災授業資料(小学校版)】
学齢 | 授業テーマ | ||
高学年 | テーマ2 | わたしたちができること ~助けられる側から助ける側へ~ |
副読本 |
テーマ1 | 洪水災害にどのように対応するか ~避難方法を知る~ |
||
中学年 | テーマ2 | 自然との共生 | 副読本 |
テーマ1 | 洪水災害とその対応 | ||
低学年 | テーマ2 | 自分の命は自分で守る | 副読本 |
テーマ1 | 雨の恵みと災い | ||
高・中学年 | テーマ0 | 新型コロナウイルスと水害からの避難 | 副読本 |
中・低学年 | 新型コロナウイルスと大雨から自分を守る |
【水害に関わる防災授業資料(中学校版)】
テーマ1 学ぶ力を身に付ける |
「避難出来ない人間の心理を理解する」 | 副読本 |
テーマ2 考える力を身に付ける |
「水害時の具体的な避難行動を考える」 | |
テーマ3 貢献する力を身に付ける |
「水害被害者を出さないためにできることを考える」 | |
テーマ0 分散退避の考え方を知る |
「新型コロナウィルスが蔓延するなかでの避難を考える」 |
【防災学習資料(園児向け)】
横にスクロールできます
防災啓発資料
【防災啓発資料の特徴】
地域の防災リーダー育成と地域防災啓発に関する出前講座を目的とした資料とし、感情を載せた言葉やフレーズを用いることで、共感を生み、情報が伝わりやすくなるよう構成しました。
また、読者が目的意識を持って資料の位置づけが明確となるよう、テーマごとに内容を絞って作成しております。
また、読者が目的意識を持って資料の位置づけが明確となるよう、テーマごとに内容を絞って作成しております。
【防災啓発資料一覧】
横にスクロールできます
防災活動のはじめの導入 |
避難情報とそのときの行動 |
防災マップ |
マイ避難カード |
土砂災害を知る ~土砂災害の特徴と、土砂災害からの避難~ |
防災情報収集 |
防災啓発支援映像
【防災啓発支援映像の特徴】
園児・小・中学生の年代に合わせた5~6分程度の映像を水害にかかわる防災授業資料と併用することで、現場の先生方の負担軽減及び児童生徒への更なる防災意識啓発を図るものとしました。
また、一般住民向けの10分程度の映像を作成することで、出前講座後の振り返り等、地域での防災意識啓発に活用できるものとしました。
また、一般住民向けの10分程度の映像を作成することで、出前講座後の振り返り等、地域での防災意識啓発に活用できるものとしました。
【防災啓発支援映像一覧】
園児~小学校低学年向け
「おおあめからいのちをまもる」
小学校中学年~中学生向け
「大雨からの避難を考える」
一般住民向け
「豊岡市からの豪雨災害犠牲者0を目指して」
【連絡先】
本教材は、学校、地域及びご家庭でご活用ください。また、本教材に関するご意見・ご感想などございましたら、下記連絡先までご連絡願います。ご連絡頂きましたご意見・ご感想などは今後の取り組みの参考にさせて頂きます。
<豊岡河川国道事務所 流域治水課>
電話:0796-26-2023
メールアドレス: kkr-otayori-toyooka@mlit.go.jp
<豊岡河川国道事務所 流域治水課>
電話:0796-26-2023
メールアドレス: kkr-otayori-toyooka@mlit.go.jp