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第6回紀の川流域委員会で一般から寄せられた主な意見に対して |
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河川に流出してくる土砂がどのようなものかを把握するには、流送土砂の計測、上流ダムの堆砂調査等を行う必要があります。 しかし、紀の川では以上のような調査結果がないため、新六ヶ井堰直上流に着目して、平均河床高の経年変化から堆積状況を把握し、当該地点における河床材料の変化状況を調べています。 ただし、粘土やシルトは、大部分が海に流れ込むため、ここでは把握できていません。 |
平均河床高の経年変化から 堰上流部では、流速が遅くなるのに伴い、土砂等を下流に押し流す力が小さくなり、土砂等が堆積しています。 新六ヶ井堰直上流でも、昭和49年から平成10年までに、約2m程度堆積している箇所がみられます。 |
粒径加積曲線から 平成9年調査の7.0K中央部(黄色)を見ると、平成9年調査の方が、昭和41年調査よりも右側にスライドしています。これから、新六ヶ井堰上流には粒径0.3mm〜60mm程度の土砂が堆積していると考えられます。 |
【参考】粒径加積曲線とは… 土粒子が、どの大きさで、どの程度含まれているかを把握する指標。 |
上の粒径加積曲線では、@の土は、Bの土に比べて、粒径が細かいといえる。 |
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