―平成19年度―
■紀の川大堰関連魚類調査・速報(9月)
1.調査実施内容
表1 調査実施内容
調査実施日 |
自然ワンド |
西田井ワンド |
平成19年9月26日 |
● |
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平成19年9月27日 |
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● |
2.調査方法
ワンド内に生息する魚類を対象として、投網、タモ網、刺網、はえなわ、魚カゴ、カニカゴを用いて調査を行った。
3.調査結果
- 各ワンドにて確認された魚類の一覧を表2に示す。
- ●確認された魚類は、自然ワンドが6科15種、西田井ワンドが7科18種であった。
- ●昨年度調査(平成18年9月)では、自然ワンドにて10科22種が確認されており、昨年度と比べてドジョウ、カダヤシ、メダカ、ブルーギル、ボラなどが未確認となった。
- ●確認個体数では、自然ワンドでは計257個体に対して、西田井ワンドは計335個体であった。
- ●肉食性の外来魚は、ブルーギル、ブラックバス、カムルチーの3種である。その他の外来魚として、タイリクバラタナゴ、カダヤシが確認された。
- ●重要種としては、ハス、ツチフキ(ともに環境省:絶滅危惧�類)、メダカ(環境省:絶滅危惧�類、和歌山県:準絶滅危惧)、ドンコ(和歌山県:準絶滅危惧)の計4種である。
4.ワンドの風景
<自然ワンド>

<西田井ワンド>

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