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- 平成18年度 - |
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紀の川大堰関連陸上昆虫類調査速報(7・8月) |
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1. |
調査実施内容 |
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表1 調査実施内容
調査実施日 |
直川ワンド |
自然ワンド |
西田井ワンド |
任意調査 |
ベイトトラップ |
任意調査 |
ベイトトラップ |
任意調査 |
ベイトトラップ |
平成18年7月31日 |
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平成18年8月1日 |
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平成18年8月28日 |
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●補足 |
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平成18年8月29日 |
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●補足 |
●補足 |
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2. |
調査方法 |
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●任意調査
調査地点を任意に踏査し、捕虫網やビーティングネットを用いて、昆虫類やクモの捕獲を行った。また、バッタ類などの鳴き声による記録も行った。
●ベイトトラップ調査
誘因餌(ベイト)を用いて、それに集まる昆虫類などを捕獲する方法である。トラップはプラスチックカップを地面と同じレベルに口が来るように埋め、その中に餌(糖蜜と腐肉)を入れ、一昼夜設置した後回収した。 |
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図1 ビーティングネットを用いた採集方法 |
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3. |
調査結果 |
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ワンドにおいて確認された陸上昆虫類の一覧を表2に示す。
●確認された種は合計13目118科328種で、平成17年度の7・8月調査の339種と比べ、種数は大きく変化していなかった。
●ワンド周辺のヤナギではヤナギグンバイ、カワヤナギツヤカスミカメ、コムラサキ、ヤナギルリハムシなどのヤナギを寄主とする種が特徴的に見られた。
●ヨシやオギではコバネナガカメムシ、ババヒメテントウなどが特徴的に見られた。
●水際ではアメンボ、ヒメアメンボ、ハネナシアメンボなどのアメンボ類やイトアメンボ類が水面で特徴的に見られ、直川ワンドでは水辺に生育するゴキヅルを寄主植物とするアシナガモモブトスカシバが特徴的に見られた。
●「和歌山県レッドデータブック※1」掲載種のハネナシアメンボが直川ワンドと自然ワンドで、ヨツボシツヤナガゴミムシが自然ワンドで確認された。
※1:保全上重要なわかやまの自然−和歌山県レッドデータブック− 和歌山県 2001年 |
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図2 直川ワンドのヨシ群落 |
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