官庁施設の保全の基礎知識

ここでは、官庁施設の保全にかかわる基礎知識等に関する情報を紹介しています。
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法定点検等の実施

　法定点検等の内容は、各種法令等により、目的、対象施設、実施周期、項目、方法、判定基準等が定められています。
　「建築基準法」及び「官公庁施設の建設等に関する法律（通称「官公法」）」のほか「消防法」、「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」、「電気事業法」、「水道法」、「人事院規則」など様々なものがありますので、建築物の規模や用途に応じ、適用を受ける法令を確認し、それらを遵守しなければなりません。
★各種法令に基づく点検等★（PDFで参考情報を確認できます。（一部））
  • 【電気事業法】
  • 事業用電気工作物の保安規定による自主点検
  • ボイラーの性能検査、定期検査（人事院規則）
  • 排水設備の清掃（建築物衛生法）
  • 冷却塔等、加湿装置の清掃等（建築物衛生法・人事院規則）
  • 給水設備の飲料水、雑用水の遊離残留塩素等の検査（建築物衛生法）
  • 【浄化槽法】
  • 浄化槽の水質検査、保守点検、清掃
  • 【水道法】
  • 簡易専用水道の水槽の清掃
  • 【大汚法】
  • ばい煙発生施設のばい煙量又はばい煙濃度の測定
（注記）※上記法令について略称となっているものの正式名称は以下によります。
　官公法　　　　：官公庁施設の建設等に関する法律
　建基法　　　　：建築基準法
　建築物衛生法　：建築物における衛生的環境の確保に関する法律
　大汚法　　　　：大気汚染防止法