官庁施設の保全の基礎知識

ここでは、官庁施設の保全にかかわる基礎知識等に関する情報を紹介しています。
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維持管理・その他

 施設の保全は非常に幅が広く多岐に渡ります。施設のハード面の保全がいくらできていても、それらを運用するソフト面について誤った使用方法等であれば、結果的に「適正な保全」にはなりません。
 施設保全責任者は、ハード面の保全だけでなく、ソフト面についても配慮する必要があると言えます。

【家具の転倒防止対策】

 近年発生した地震における「けが」の内、家具類の転倒、落下、移動等が原因のものが全体の約30~50%に達しています。
 また、家具類の転倒等はけがの原因となるほか、避難通路をふさぐ等発災時に様々な危険をもたらしますので、転倒防止等は地震対策として非常に重要です。

【施設使用条件への適合状況】

 建築物は、使用条件に対して必要な機能を満たすように設計されています。
 従って、当初より使用条件が変化した場合、その使用条件に対して、必要な機能を満たしているか(適合しているか)を確認し、使用する事が必要です。