第一次大極殿院南門復原整備工事
(R4.3完成、「大極門」と命名)
大極殿院南門とは…「大極門(だいごくもん)」と命名
第一次大極殿院の南側の正門であり、儀式の際には、天皇が出御することもありました。入母屋造の二重門に復原され、間口22.1m、奥行8.8m、高さ約20mと、朱雀門よりやや小さな礎石立ちの建物です。
平成29年11月から復原工事に着手し、令和4年3月に完成しました。
この門の門号(門の名称)に関する記事は、文献資料に見ることが出来ません。
日本や中国の宮跡等の事例研究をふまえ、
「大極門」(だいごくもん)と命名しました。
■復原整備工事の概要
工期 :2017年11月~2022年3月
構造 :木造 五間三戸二重門(ごけんさんこにじゅうもん)
建築面積 :449.81㎡
延べ面積 :195.68㎡
最高の高さ:地盤面より鴟尾頂部まで約20m
軒の高さ :基壇面より約14m
■主な仕上げ
基 壇:流紋岩質溶結凝灰岩
(りゅうもんがんしつようけつぎょうかいがん)
(黄竜山石(きたつやまいし))
礎 石:自然石花崗岩(かこうがん)
塗 装:丹土(につち)・胡粉(ごふん)・緑青塗(ろくしょうぬり)
壁 :漆喰塗(しっくいぬり)仕上げ
屋 根:本瓦葺(ほんかわらぶき)
錺金物:銅・青銅・金メッキ・金箔押し
■建物全体工程の概要
■現場の公開の記録
素屋根スライド 2021.9.1(水)~10.4(月)
現場見学会 2020/11/21(土)、28(土) 2020/12/12(土)、19(土) 2021/1/9(土) ※2020/12/5, 2021/1/16、23 は中止
第二回特別公開 2019.10.26(土)~27(日)
第一回特別公開 2019.5.25(土)~26(日)
記念セレモニー(立柱式) 2019.5.19(日)
木曳祭 2018.11.30(金)
関連資料
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