国土交通省 近畿地方整備局
和歌山河川国道事務所
Menu
防災情報
新着情報
和歌山を学ぶ
楽しむ(お役立ち情報)
知る・歴史
和歌山人
Kids
道路について
河川について
調達情報
事務所案内
ホーム
>
河川事業
>
紀の川大堰
> 紀の川大堰のふしぎ大研究!
紀の川の飲み水
紀の川の水は川のまわりの住宅、学校などの飲み水や、農業や工業用水としても広く利用されています。住宅や工場などが多くなっていくとそれにつれてたくさんの量の水が必要になります。
たくさんの水を雨が少ない季節でも安心して使えるのも新しい堰(せき)になって多くの水が貯められるようになったことと、浄水場(じょうすいじょう)などの施設(しせつ)が整っているからです。
いろいろなひとや施設をとおして紀の川の水はみんなの飲み水になっています。
大切に使いましょう。
1.私たちが1日に使う水の量はどのくらい?
私たちは、調理、洗濯(せんたく)、風呂(ふろ)、清掃(せいそう)など毎日の生活の中でたくさん水を使います。
平均(へいきん)一人あたり1日約200~300Lの水を使用しています。これは家庭にある浴そう一杯(いっぱい)分ぐらいの量に相当します。
280Lの水の使われ方
2.紀の川大堰
(おおぜき)
をとおして水がおくられる区域
(くいき)
和歌山市に住む約37万人の人たちが紀の川の水を利用しています。紀の川大堰ができることにより、和歌山の人たちだけでなく、大阪の人たちも紀の川の水を利用できるようになります。
3.紀の川の水が飲み水になるまで
原水(紀の川の水)を堤防の下のトンネルを通して浄水場(じょうすいじょう)へ入れます。
除(はい)じん機(き)
大きなゴミを取り除きます。
沈砂地(ちんさち)
水の流れを急に遅くして砂などを沈めます。
揚水(ようすい)ポンプ
水をくみ上げて沈でん池へ送ります。
高速沈(こうそくちん)でん池(ち)
薬品を入れかき混ぜて、水のにごりを沈めます。 たまったにごりは、汚泥池へ捨てます。
急速(きゅうそく)ろ過池(かち)
沈でん池で沈まなかった小さなゴミを、砂とじゃりでこしてきれいにします。
薬品混和地(やくひんこんわち)
薬品を入れて消毒し、安全でおいしい飲み水にします。
浄水池(じょうすいち)
飲み水を一度ためておきます。
送水ポンプ
使う量にあわせ、ポンプの圧力で配水管へ送ります。
配水地(はいすいち)
高い所にあり、飲み水を自然流下によって、みなさんのお家へ送ります。
加納浄水場(かのうじょうすいじょう)の中嶋さんにとつげきインタビュー!
飲み水をつくるには、5~7時間もかかるんです。
中嶋場長
紀の川の水が飲み水に使われているということを知っていますか。川からくみあげられた水は、浄水場(じょうすいじょう)できれいにしてから、ポンプで5ヶ所の配水地(はいすいち)に送られ、みなさんのところに届(とど)けられています。
ここ加納(かのう)浄水場では、和歌山市の約64%の家庭に水を送っています。飲み水をつくるのは、時間と手間のかかる作業です。だから、川へゴミを捨ててはいけません。昔は、川の水がもっときれいでしたよ。手長エビがよくとれたという話を聞いています。小学生のみなさんも、川を大切にする気持をもってくださいね。
<<
戻る
次へ
>>