国土交通省 近畿地方整備局
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> 紀の川大堰のふしぎ大研究!
紀の川大堰のできるまで
川にはいつも水が流れているのに、どうして工事ができるのでしょうか?工事をするには、水をせき止めて、堰(せき)の柱などをつくる必要があります。
でも、川の水をすべて止めることはできません。そこで、川を4つの区域(くいき)に分けて、少しずつ作業を進めます。
工事をする場所だけを鉄の板でかこって、中の水をくみ出すのです。こうすれば、水のない陸地の上と同じように工事ができますね。
そして安全のため、洪水(こうずい)の心配の少ない時期だけ工事を行います。だから、堰をつくるには長い時間がかかりのです。
工事の流れ
工事が始まる前の紀の川
(平成4年)
右岸の工事
(平成6年~)
右岸から2番目の区域(くいき)
の工事(平成6年~)
右岸から3番目の区域(くいき)
の工事(平成10年~)
左岸の工事
(平成11年~)
紀の川大堰が完成した
現在の様子(平成18年)
“左岸”“右岸”の呼(よ)び方は、上流から下流に向かって左側を“左岸”、右側を“右岸”と決めています。写真は下流から上流に向かって撮影(さつえい)しています。
水を抜(ぬ)いて
工事をするようす
ゲートは全て工場で
つくられてから
船で運ばれ、
組み立てられます。
紀の川大堰(おおぜき)をつくった竹田さんにとつげきインタビュー!
国土交通省和歌山河川国道事務所(じむしょ)事業対策官(じぎょうたいさくかん)
竹田光一さん
日本の土木技術(どぼくぎじゅつ)は世界のトップレベルにあり、紀の川大堰(おおぜき)でもさまざまな最新技術が使われています。例えば、階段(かいだん)式魚道の床(ゆか)と壁(かべ)は、魚がのぼりやすいように、水の量 に あわせて上下に動くようになっており、これは世界ではじめてのものです。
私は紀の川大堰の仕事ができてとてもうれしく思っています。自分の仕事が何十年も形として残るのでやりがいがあります。将来、家族で和歌山に遊びに来たときは「紀の川大堰はお父さんがつくったよ」と自慢(じまん)しようと思っています。
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