国土交通省 近畿地方整備局
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> 紀の川大堰のふしぎ大研究!
紀の川の大堰の仕組み
紀の川大堰(おおぜき)は水をせき止めるための「制水ゲート」が5つ、決められた水の量を調節するための「流量調節ゲート」が2つのほか、右岸と左岸にある「魚道」や「管理橋」などたくさんの構造物(こうぞうぶつ)からできています。
それぞれに重要な役割(やくわり)を持っています。
川の水の量を測(はか)る
量水塔(りょうすいとう)
水質を調べたり、水の高さを測って水の量を調節するめやすにします。
大堰(おおぜき)を守るための管理橋
管理橋
堰を点検(てんけん)したり修理(しゅうり)したりするために使われますが、ふだんはみんなが使える新しい橋として川の両側の町をつなぐ役割(やくわり)もしています。
洪水(こうずい)の時に力をみせる
制水ゲート
水をせき止めるためのゲート。洪水の時にはこのゲートを上げて安全に水を流します。
■
ゲートを上げる機械がある
機械室
ゲ-トを上下に動かす機械が入っています。
制水ゲートは電気の力でローラーを回して巻き上げます。これは「ローラーゲート方式」と呼ばれていて、ゲートを上まで上げるのに約44分間かかります。
水の量にあわせて動く
流量調節ゲート
決められた水の量を保つためのゲートです。
魚の通り道になる
魚道
いろいろな魚が川を行き来できるように、3種類の道がつくってあります。
紀の川大堰(おおぜき)を見つめる
管理棟(かんりとう)
紀の川大堰のゲートを上下に動かす指示をするところです。
■色と形のお話
紀の川大堰(おおぜき)は周辺の自然の景色になじむよういろいろな工夫がされています。
例えば、ゲートの色を水色にしています。また、大きくて目立つ機械室の形をやわらかな曲線にしたり、周りの景色が映(うつ)る「ガラス」を使ったりと工夫がされています。
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