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川の水の量は、増(ふ)えたり減(へ)ったりするのを知っていますか。雨が(ふ)降ると多くなって、晴れの日が続くと、少なくなりますね。あまり少なくなると、飲み水や農業に使う水など、みんなの暮(く)らしに必要な水が足りなくなってしまいます。 そこで、考えられたのが水をせき止める堰(せき)を川の中につくること。流れてくる水の量が減っても、水をせき止めているので、必要な水を利用できるという仕組みです。 これが堰と呼(よ)ばれるものです。 |
紀の川大堰(おおぜき)の位置 |
1.堰のいろいろ |
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■動く堰(せき)と動かない堰 |
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紀の川大堰(おおぜき) 紀の川大堰(おおぜき)は、「可動堰(かどうぜき)」といって、川の水の量にあわせて、ゲート(しきり)の高さを調節できるよう、工夫されています。だから、洪水(こうずい)のときには、ゲートを上げて水を安全に流すことができるのです。 |
新六ヶ井堰(しんろっかいぜき) 新六ヶ井堰(しんろっかいぜき)は「固定堰(こていぜき)」というコンクリートの動かない堰(せき)のつくりになっていて、台風などで水が多い時には、水の流れのじゃまになっていました。 |
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■動く堰(せき)の場合 水が増(ふ)えてくると、あふれないようにゲートを上げて水を流します。 |
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■動かない堰(せき)の場合 水が増(ふ)えてくると、動かない堰(せき)がじゃまをして水が堤防(ていぼう)からあふれてしまいます。 |
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