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  - 平成18年度 -
ポイント

紀の川大堰関連底生動物調査速報(5月)

   
1. 調査実施内容
  表1 調査実施内容
調査実施日

調査地点

平成18年5月9日

自然ワンド

平成18年5月10日

直川ワンド(人工ワンド)

   
2. 調査方法

図1 エクマンバージ型採泥器
 

図2 ナガオカモノアラガイ
 

図3 ミヤマサナエ
 
  ワンド内に生息する底生動物をエクマンバージ型採泥器およびタモ網を用いて採集した。
   
3. 調査結果
  ワンドにおいて確認された底生動物の一覧を表2に示す。
●確認された底生動物は合計6綱17目39科59種で、平成17年度の5月確認種数の7綱18目36科63種とほぼ同様の結果であった。
●両ワンドともに、ヒメタニシ、スジエビ、ミナミヌマエビなどのワンドや淵など流れの緩い場所に生息する種や、イトミミズ科などの泥底を好む種が多く確認された。
●「環境省レッドデータブック※1」掲載種のモノアラガイ(準絶滅危惧)、ナガオカモノアラガイ(準絶滅危惧)、カンテンコケムシ(準絶滅危惧)、「和歌山県レッドデータブック※2」掲載種のミヤマサナエ(準絶滅危惧)、ハネナシアメンボ(準絶滅危惧)が確認された。

※1:改訂・日本の絶滅のおそれのある野生生物-レッドデータブック-6 陸・淡水産貝類 環境省編 2005年
※2:保全上重要なわかやまの自然−和歌山県レッドデータブック− 和歌山県 2001年

表2 ワンドで確認された底生動物(5月) PDF形式
(PDF:48KB)

5月 9月


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