昭和13年7月3日〜5日にかけて雨が降り続きました。とくに5日の午前中は、1時間に最大で60.8oも降る大雨となります。 雨で緩んでいた地盤は耐え切れずに各所で崩壊。川も氾濫し、土石流となって町へ押し寄せました。
被害は、神戸市を中心に阪神間の各市町村の広い範囲に及びました。市街地に大きな石や流木・土砂が大量に押し寄せ、 各地で建物の流出・倒壊・埋没、鉄道や水道など施設の損壊が相次ぎ、多数の死傷者を出しました。
※被害状況は史誌等による。
阪神大水害を体験した方から当時の様子をうかがいました。 →体験談を読む
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