堤防詳細点検結果
堤防詳細点検の目的
堤防詳細点検の概要
近畿地方整備局管内の河川堤防の詳細点検(734.7km)は平成20年3月末時点ですべて完了しました。点検実施区間(734.7km)のうち、安全性が不足する区間の延長は、263.9kmとなっています。
各河川の点検結果
河川堤防の浸透対策の事例
断面拡幅工法(腹付け)
- 浸透経路長の延長を図り、動水勾配を減じる。
- 緩勾配化によりすぺり安定性を向上。
ドレーン工法
- 川裏のり尻を浸透性の高い材料に置換え、堤体の浸透水を速やかに排出。
- 浸潤面上昇を抑え、堤体せん断力低下抑制。
- のり尻部をせん断強度の大きいドレーン材に置換え、すべり安定性を向上。
表のり面被覆工法
- 川表のり面を難透水生材料(土質材料または人工材料)で被覆することにより、河川水の堤体への浸透および天端からの降雨浸透を抑え、堤体せん断力の低下を抑制。