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(平成26年3月3日)
- 平成25年9月に天ヶ瀬ダム再開発事業におけるトンネル掘削箇所から自然由来の重金属(砒素・鉛)が確認されたため、詳細調査を行い、平成26年1月に分布状況の推定を行いました。
- トンネル掘削箇所の岩石に含有される自然由来の重金属(砒素・鉛)については、土壌汚染対策法(以下、「土対法」)の対象とはなりませんが、人の健康被害の防止に万全を期し、より慎重に取り扱うとともに、効率的な処理対策等を検討するため、学識経験者、地元関係行政機関、事業者、施工者から構成する「トンネル式放流設備重金属等含有岩石処理対策検討会」(以下、「検討会」)を平成26年1月25日に設置しました。
- 本検討会では、土対法に適合しない岩石についても包括している「建設工事における自然由来重金属等含有岩石・土壌への対応マニュアル[暫定版](平成22年3月、国土交通省/建設工事における自然由来重金属等含有土砂への対応マニュアル検討委員会)」を踏まえ、土対法や関連するガイドライン等を参考にしながら、処理方法の検討を行っていきます。
- 第1回検討会では、規約の確認を行い、天ケ瀬ダム再開発事業トンネル式放流設備地内において確認された重金属等含有岩石の影響範囲及び処理対策、モニタリング計画について事務局及び各社から説明を踏まえ、各構成員より意見及び助言を頂きました。
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