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紀の川流域委員会NEWS!


第10回 紀の川流域委員会

日時: 平成14年8月9日(金)
14:00〜17:00
場所: 橋本商工会館 8F 大ホール
国土交通省近畿地方整備局

庶務
   定刻の時間となりましたので、紀の川流域委員会第10回委員会を開催致します。司会進行は庶務を担当する和歌山工事事務所調査第一課が努めさせていただきます。私は調査第一課長の和佐でございます。よろしくお願いいたします。
 まず、最初に資料の確認をさせていただきたいと思います。受付でお渡ししました座席表、黄色のA4のペーパーで発言にあってのお願い、議事次第、紀の川河川整備計画について治水の現状と対応策についてと書かれました資料1、その資料1の参考資料の1といたしまして、流域の対応を含む効果的な治水のあり方中間答申、資料1の参考資料の2、紀の川流域委員会勉強会の報告と書かれました資料の2、一般からの意見、要望と書かれました参考資料の1、以上8点が本日の配布資料でございます。不足の資料がございましたら挙手していただければ整えさせていただきます。よろしいでしょうか。
 また、本日は後ほど、一般の傍聴の方にもご発言の時間を設けておりますので、ご発言の際は発言にあたってのお願いをご一読いただければと思います。確認のために読み上げて説明とさせていただきます。黄色のA4のペーパーでございます。「一般傍聴者の方々へ 本日は後ほど、一般傍聴者の方からの発言の時間を設ける予定ですので、審議中については、ご発言をご遠慮願います。第1回紀の川流域委員会において決められた公開の原則に基づき、発言の内容については議事録を作成し、公開する予定です。一方、プライバシーに配慮することが決められていますので、発言される際は、発言の都度、冒頭で次の内容をご発言いただきますようお願い致します。必ずマイクを通してご発言ください。1つ目はお名前、2つ目ご住所、あるいはご所属名、3番目議事録へ個人名を掲載するかしないか、4議事録へご所属名を掲載するかしないか、5議事録の公開前に確認を必要とするかしないか。」をお願いいたします。本日、安藤委員、池淵委員、岩橋委員、江頭委員、玉井委員、的場委員、それに古田委員から先ほど欠席という連絡をいただいております。また、湯崎委員については、ここに来ておられますが、所用で電話しなければならないということで、2,3分遅れると。会場にはちょっと入って来れないということでご了承願いたいという話がありましたので、しばらくすれば、出席されると思います。
 また、小田委員におかれましては、先月の7月26日に8月1日付けで和歌山大学の学長に就任予定であり、公務多忙となるため、7月31日限りで紀の川流域委員の併任を解除していただきたい旨の届け出が出てございます。ここに報告致しておきます。
 次に6月12日に開催した前回の第9回紀の川流域委員会において、議事録から発言内容が抹消されているという岩畑委員からの指摘のあった件について、報告致したいと思います。平成14年3月2日に開催した第7回紀の川流域委員会の議事録について、岩畑委員から要望書で議長が認めたらどうかという立派な発言に対して、近畿地方整備局調査官が「それは前任者が行ったことでございます。私どもはこれからのものを用意しております。」と発言したこの内容が議事録から脱落している、議事録を正しく網羅するまで、提出しないとの内容の要望書が出されております。4月25日に開催した第8回流域委員会で委員から提案書の1つとして配布しました。庶務は要望書が届いた時点で、議事録の発言内容を録音テープで確認し、第8回委員会終了後に委員指摘の発言内容は見あたらなかった旨を岩畑委員に伝えました。しかし、6月12日に開催した前回の第9回の紀の川流域委員会で、岩畑委員が第7回紀の川流域委員会議事録に発言したことがらが抹消されている、何人もの方が実際に言ったということを聞いている、速記ならびに録音されている方も記録されている分については、ちゃんと記述してみなさんに見ていただき、より透明性を高めることが必要という発言がございました。これに対し、庶務は議事録を大きく削除したり、改ざんしたりしていることは全くございません。委員が言うのであれば、再確認をさしていただき、録音テープがご利用ならば送りますと返答しております。さらに、岩畑委員には、再確認のため、7月1日電話で第7回委員会の録音テープを再度聞き直したが、岩畑委員のいわれる調査官の発言内容は確認できなかった。必要があれば録音テープを送付しますと伝えております。委員からは庶務の方で録音テープを聞き直してそういう発言が確認できないのであれば、自分が聞き直しても確認できないのでしょう。しかし、確かに発言があったと言っている人も何人もいるとの主張でした。岩畑委員には、8月1日の勉強会終了後、第7回紀の川流域委員会の録音テープを聞いてもらいました。議事録は録音のとおり記載されていることを岩畑委員に見ていただき、議事録の公開についての確認を行いましたが、委員からは録音に入っていない部分があり、録音テープを聞いただけでは合意できないとのことでした。議事録を公開したいというなら、岩畑委員は議事録内容には合意せず、とつけ加えて公表すればよいとの意見でした。議事録の作成においては、マイクを通した録音ならびに速記録から発言内容を確認し、文書化して、作成後は発言後に議事録を送付し、確認をしていただいてから議事録を公開してきたところであります。今後共、マイクを通した録音と速記録と照合して、作成するやり方をしたいと思います。透明性、公平性を確保し、正確な議事録を作るために、ご協力、ご理解を願いたいと思います。庶務の方からの報告は以上でございます。それでは、中川委員長、よろしくお願いいたします。

中川委員長
   はい、それでは、早速、議事に入りたいと思います。

岩畑委員
   ちょっと、委員長、先に私の方から発言させていただきたいのです。庶務の方の一方的に今すぐでのそういうことがあったのでね、私も一言、発言させていただきたいのです。議事次第に入る前にですね。今、庶務から言われた議事録抹消の云々の件につきまして、私は完全にそういうことを聞いてあるということで、何人の方もそういうことをはっきり聞いております。従って、私、自体がどうだこうだと言っていることはないのです。
現実にいつも傍聴される方、決まって来られる方がいます。あの発言に関して聞いたという方、ちょっと手を挙げてください。少なくとも何人かは、そういう発言は聞いているわけです。それで、私は何もそのことに関してね、どうだこうだというふうな、あとあとそういうことの議論云々ということは、この間の時も何も考えておりません。ただ、聞いたことは聞いた、言ったことは言ったと。そういうことだけでね、きっちりとしていただいたらいいことなので、その後について、それに関してどうだこうだと言ったつもりもないし、これからも話をするつもりもない。それをわかっていただいていると思うけれども、現実にですね、そういうふうに聞いてあるという方がいるわけです。それだけは事実として覚えておいて下さい。従ってですね、議事録に関しては私は認められないということをちゃんと記載していただかないと、一般公開するということは公文書的にはおかしくなりますから、それはきっちりとやっていただきたいということです。現実に聞いている方がいてるわけですから、わかりましたか。

庶務
   庶務としてもですね、議事録の確認をする手段としては、マイクを通した録音テープと速記録とでしかできませんので、それで見る限りにおいては、第7回の議事録どおりとしか言いようがございません。ですから、岩畑委員が言われることもその1つだと思いますが、庶務の立場からして、議事録が削除したり、改ざんしたりということはテープどおりおこしているということで、それはなかったということを庶務としては言いたいということなんですけれども。

中川委員長
   まあ、今後、そういうのは、今おっしゃったような手段しかないわけだから、それを正確に議事録に載せるというのかな、記録する、そうしていただければそれでいいんじゃないのでしょうか。

岩畑委員
    結構です。

中川委員長
    それでは、あの議事にのっとって進めたいと思います。まず第一に紀の川河川整備計画治水の現況と対策案で、河川管理者側、所長からご説明をお願いしたいと思います。


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