第6回紀の川流域委員会で一般から寄せられた主な意見に対して

1 河道を掘削することで流せる流量を増やすことができ、 ダムは必要なくなるのではないか。   （委員長見解）

紀の川では、上・工水の取水施設をはじめ、農業用の取水堰等が多数設けられていることや地下水位、既設の重要構造物の敷高及び河川環境のことを配慮すると、単純に流下断面の不足分を掘削することで対応すればよいというものではありません。 　紀の川流域委員会では、より実体的かつ効果的な河川整備事業を進めるために、20〜30年間に実施可能な具体的な対策を含めた整備計画を検討し、河川管理者に答申していきます。

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国土交通省近畿地方整備局　和歌山河川国道事務所