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庶務 |
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質問等ございましたら、ご発言頂ければと思います。
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中川委員長 |
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流域面積はどれくらいですか?
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内海所長(近畿農政局) |
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約114km2です。
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養父委員 |
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利水調節は、洪水調節とどう違うのですか。
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○ |
内海所長(近畿農政局) |
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洪水調節と申しますのは、下流で造られている大滝ダムが一番典型的な例であると思います。洪水調節ダムには、真中あたりにゲートがついており、普段の水の流れが少ない時には、この真中のゲートで水を流します。そして、これ以上、下流に流れると危ないという時には、水をある程度コントロールして、流れたら危ないという水をダムに貯めます。大迫ダムの場合、大きな放流が可能な設備は上の方にしかついていないので、たとえダムの水位が低くても大きな水が流れてきた場合、本当は、これを流したくても貯まってしまう訳です。ですから、これ以上の水は流したくないという時が来ても、貯まっているので流さざるを得なくなります。そういう面で、この放流設備がどこにあるかというのが一番違うのではないかと思います。この辺りは専門外なので、正確かどうかは分かりません。
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○ |
養父委員 |
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とは言うものの、先日の台風11号においては、かなりの洪水を貯留したのではないのですか。
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○ |
内海所長(近畿農政局) |
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先日の雨で貯まりましたが、その時は、600m3/s程度の洪水の初期段階に一杯となり、ピーク流量の1,000m3/sが流れてきた時には、満水状態であったため、そのまま流さざるを得なかった訳です。従って、下流の出足を遅くする効果はあったかもしれませんが洪水のピーク量を抑える効果は全くありませんでした。
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○ |
養父委員 |
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大滝ダムが出来上がると機能を分担しながら、連携した管理を行うのですね。
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○ |
内海所長(近畿農政局) |
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はい。現在、大滝ダムとそれぞれの効果が高まるような方法を模索している状況です。
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○ |
庶務 |
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質問等は、よろしいでしょうか。
それでは、バスに戻って頂き出発したいと思います。
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