国土交通省 近畿地方整備局

和歌山河川国道事務所




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崩落した奈良県大塔村 国道168号付近

自然災害に備えた道路機能を行います

平成16年7月に福井県嶺北地方を中心とした局地的な豪雨が発生。福井市内では足羽川の堤防が決壊し、福井市中心部が甚大な被害に見舞われました。同年10月にも観測史上最多となる10個目の台風23号が日本に上陸。兵庫県北部の円山川、出石川が決壊し、豊岡市をはじめとした各地に大きな打撃を与えました。
このように近年、異常気象による災害への不安は高まっています。近い将来予想される東南海、南海地震に備えた対策が求められる中、防災機能を有する道路整備を進めていきます。
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東南海・南海地震が発生した場合、被災地となる紀伊半島南部への広域アクセス道路としての役割を担い、 救援物資・災害復旧機材等の迅速な輸送を可能にします。また、被災地から一刻も早く避難できる「命の道」としての役割も果たします。

■東南海・南海地震による救援ルート
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京奈和自動車道の整備により被災地の急病・重篤患者を安全かつ速やかに搬送することができ、より早く高度医療を受けられるようになります。

■紀北地域の救急医療施設人口カバー率 ■紀北地域における救急搬送
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