魚 道 |
特 徴 |
主な設計対象魚種 |
階段式魚道 |
- アユの遡上実績が多い
- 流量制御が容易で、幅広い貯水位に対応できる
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●アユ
両側回遊型遊泳魚/9~11月に産卵後、ただちに仔魚が降下して沿岸ですごし、翌年3~5月に7~8cmの稚魚が河川を遡上する※水産有用種 |
デニール付
バーチカル
スロット式魚道 |
- 比較的流速の速い状況を設定できる
- 底生魚に対応できる
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●サツキマス
遡河型遊泳魚/9月頃の産卵・孵化後、スモルト化(銀化)して12~1月に降下。沿岸海域で6ヶ月程度すごし、翌年の4~6月に産卵のために遡上する |
人工河川式魚道 |
- 遊泳力の弱い魚種をはじめ全ての魚種に対応できる
- 自然の河川に近似させることができる
- アユの産卵床としても使用ができる
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●ヨシノボリ類
両側回遊型底生魚/一部の種を除き、5~7月にかけて産卵・孵化後ただちに降下し、数カ月を海ですごした後に夏頃、河川を遡上する |
●ウナギ
降河型底生魚/産卵のために降下し、マリアナ諸島西方海域で産卵・孵化する。海域で数年すごした後、1~3月頃にシラスウナギとなり河川を遡上する※水産有用種 |
●モクズガニ
甲殻類/上流から河口域に生息するが、9~10月頃に河口域で交尾・受精し、さらに産卵のため降下を始め、海域で産卵する |
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呼び水水路 |
- 魚道の遡上口に魚類を誘導する
- 流量調節の機能(微調節)をあわせもつ
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