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  - 平成18年度 -
ポイント

紀の川下流部鳥類調査速報(春の渡り期)

   
1. 調査実施内容
  表1 調査実施内容
調査項目

調査年月日

調査時間

日の出時刻

干潮時刻(日中)

春の渡り調査

平成18年5月4日

5:00〜12:00

5:07

17:03

平成18年5月5日

5:00〜12:00

5:06

18:28

   
2. 調査方法
  ■ラインセンサス法
設定された調査ルート上を時速1.5〜2.5km程度の速さで歩き、片側50m(計100m)程度を観察範囲として、確認される鳥類を記録した。
■定点記録法
1定点につき30分、設定された調査範囲内で確認された鳥類を記録した。
   
3. 調査結果
  ●2日間の調査で11目25科51種の鳥類が確認された。
●繁殖地への移動の時期にあたり、夏鳥では、オオヨシキリやサギ類のチュウサギ、アマサギなどが確認された。旅鳥では、チュウシャクシギ、キアシシギ、アオアシシギなどのシギ・チドリ類やコムクドリなどが確認された。留鳥では、ダイサギ、アオサギ、カワセミなどが、また冬鳥のコガモ、ヒドリガモなどのカモ類やツグミなども確認された。
●和歌山県レッドデータブックに記載されている希少種では、チュウサギ、ミサゴ、クイナ、ヒクイナ、コチドリ、イカルチドリ、ウミネコ、コアジサシの8種が確認された。
 

キアシシギ 

アオアシシギ

表2 調査対象地域で記録された鳥類(春の渡り期) PDF形式
(PDF:92KB)

春の渡り 繁殖前 繁殖後 秋の渡り 越冬期


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