北川水系北川
北川流域は、小浜市、高島市、若狭町の2市1町からなり、若狭地方における社会・経済・文化の基盤をなしています。流域の土地利用は、山林等が約83%、水田や畑地等の農地が約13%、宅地等その他が約4%となっています。
沿川にはJR小浜線、国道27号、162号、303号、舞鶴若狭自動車道等の基幹交通施設が整備されています。また、環境庁選定の全国名水百選として“瓜割の滝”と“鵜の瀬”という名水所があり、豊かできれいな水と美しい緑に恵まれています。さらに、北川下流域には若狭地方の中核都市である小浜市、中流域には“鯖さば街道”など京への物資輸送の中継地として栄えた若狭町、そして上流域には琵琶湖に面し畿内と若狭・北陸地方を結ぶ陸上・湖上交通の要所として栄えた高島市があり、古くから大陸と京都や畿内の中間に位置しているため、文化・経済面で重要な役割を果たしてきました。
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シラウオ
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シロウオ
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こうのとり大橋
河川整備の実施方針
遠敷川合流点から上流部では霞堤を活かした治水機能を維持し、現況の流下能力が確保されるよう河床の維持掘削、河道内の樹木伐採などに努める一方、浸透・侵食に対する堤防強化により堤防の信頼性を向上させ、洪水に対する安全度向上を図ります。
河川改修の経緯
北川改修の経緯
大正15年 | 内務省直轄改修事業(北川・南川の分離) | |
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昭和28年9月 | 台風13号 | 堤防決壊等 |
昭和29年 | 災害復旧土木助成事業(福井県) | |
昭和40年9月 | 台風24号 | |
昭和44年 | 多田川の改修・分離 | 放水路事業(福井県) |
昭和46年12月 | 北川水系工事実施基本計画策定 | 流量改定、築堤、霞堤一部締切等が計画に位置づけ |
平成63年3月 | 北川水系工事実施基本計画改定 | |
平成20年6月 | 北川水系河川整備基本方針策定 | 流量改定 |
平成24年10月 | 北川水系河川整備計画を策定 | |
平成25年9月 | 台風18号 |
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多田川の改修・分離
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霞堤