宮北小学校5年生の理科の授業で、水のパワーをさぐる実験が行われました。
水の物を運ぶ力や土を削る力を実感し、堤防やダムなどの水害を防ぐ努力や工夫に気付いて、防災の工夫を自分たちで考えられることが目的です。
さて、宮北小学校の校庭の隅に様々な形の水路・・・。
自然の中にある川の流れのように、急流や曲がりくねった水路、細い所や幅の広い部分など色々で、それぞれに堤防が築かれています。その堤防も、よく見ると、カーブの部分が補強されていたり、支流やため池が作られていたりいろいろと工夫されているようです。 |
校庭の隅にある水路 |
実験が繰り返し行われた水路 |
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これらの水路は5年生の理科の授業で児童たちが実験用につくったもの。
授業のテーマは「宮北地区を紀の川の洪水から防ぐ方法について考えよう。」
すでに、最初の実験で、水路に水を流して、それぞれの問題点について話し合っていました。
まず、子ども達は自分たちが作った水路について、今までの実験で見つけた欠点や工夫したことを班ごとに発表します。
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さて、いよいよ実験開始。
ストップウォッチで時間を計る係り、デジカメで写真をとる係り、ホースで水を流す係りなど手分けして、予想通りの成果が出るか・・・。 |
いよいよ実験のはじまり |
水が流れている様子をデジカメで撮影 |
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水を流し、水の勢いなどを分析中 |
実験の様子 |
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実験が終わると、各自ノートにその結果をまとめてから、班ごとに発表していきます。
デジカメで撮影したばかりの実験の様子が教室のテレビモニターに映し出されるので、とてもわかりやすい。
みんな、カメラの腕前はなかなかのもの。 |
実験の結果をノートにまとめる |
大勢の見学者が集まりました |
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「自ら学び、見通しをもって考える子どもたちを...」の考えの元で行われた活気あふれる授業でした。 |