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野崎小学校で「紀の川の説明」と「水質測定」を行いました。9月9日火曜日、残暑厳しい快晴の日、野崎小学校にて「紀の川の説明」と「水質測定」を行いました。この日の先生は、調査一課の吉安技官、生徒は5年生2クラス・6年生2クラスの約100名の子どもたち。野崎小学校では2学期からの総合学習で環境学習を取り上げます。テーマはズバリ「紀の川」。教室となった体育館は、紀の川を知る第一歩だと期待に目を輝かせた子どもたちの熱気に包まれていました。 〜♪1時間目「紀の川を知ろう!」〜スライドによる説明〜 暮らしに必要な水をもたらしてくれる、紀の川。 普段は穏やかな川ですが、雨が多すぎると洪水に、少ないと干上がってしまう気まぐれ屋さんです。 和歌山河川国道事務所では、どんな時でもみんなが安心して暮らせるように紀の川に、堤防を作ったり、川幅を広げたり…色々な仕事をしています。 もっと水を大切にするために、新しく紀の川大堰を作りました。その役割は4つあります。
〜♪2時間目「水質を調べよう!」〜パックテストによる水質測定〜
子どもたちの前に置かれた3つのバケツ。何やら謎の液体が入っています。 パックテストという水質測定セットを使って、3種類の液体を次の1.2.について調べました。
pHは液の色が黄色になると酸性、緑色は中性、青色はアルカリ性を示します。リン酸は色が濃いほど濃度が高くなります。 謎の液体の正体は、洗剤水、スポーツ飲料水、水道水でした。 最後に、白波瀬係長が「 川の中にリン酸が増えると“富栄養化(ふえいようか)”と言って 、川の中の植物プランクトンが増えすぎて、それが死ぬことで水の中の酸素が少なくなり、魚が棲(す)めなくなります。生き物を守り、水を大切にするためにこういった液体を川に流さないようにしましょう」と話し、出前講座は終了しました。 子どもたちに感想を聞くと… 「色が変わってたのしかった」 「紀の川近いけど知らないことがあってびっくりした。あんまり洗剤とか流したらあかんと思った」 「紀の川大堰行くの楽しみ」との声が。 みんな2学期の学習に向けて確実に何かを掴んだようです。 |
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