平成21年10月2日（金）・3日（土）
森づくりに関する講習会を開催し、25団体47名の参加がありました。
講習会では、ハンドブック“みんなの森づくり”を配布しました。
森づくりの目的や背景の再確認のため、六甲山系グリーンベルト整備事業における森づくりの考え方についての説明を行いました。
 多くの方が出席 |
 講習会で配布された資料（ハンドブック） |
続いて行った、注意すべき危険生物の対処方法や、森づくりの状態を自分で記録する「森の成長記録」の調査方法についての講習にも、参加者は真剣に耳を傾けていました。
さらに、森づくり団体の「いたやにすと」さんから、森づくりに関する経験談が紹介されました。森づくりを始めた動機や、今までの活動内容、活動を進める上での苦労話や、工夫した点など、とても参考になったようです。（※1日目は室内で、2日目は屋外で紹介）
 「いたやにすと」さんの経験談に耳を傾ける参加者 |
 伐採方法の技術講習 |
屋外講習では、森づくりの技術指導と「森の成長記録」の講習を行いました。
森づくりの技術講習で参加者は、伐採から植樹までの一連の流れを体験しました。森づくり経験のない参加者は活動のイメージを得ることができ、経験者は安全で効率のよい道具の使い方などを学ぶことができたようです。
「森の成長記録」の植物調査では、10m四方の調査枠内に生育する植物を参加者全員で調べた結果、実に30種類もの植物を確認することができました。参加者は、植物の名前や特徴に興味を持ち、熱心な質問が飛び交っていました。
参加者からは、「この講習会で学んだ内容を自分達の活動地でも実践したい」との声も聞かれ、有意義な講習となりました。
 植樹方法の技術講習 |
 森の成長記録の説明 |
