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2001年3月発行

紀の川流域委員会準備会議ニュース No.3



● 委員候補の選定結果と選定経緯について
委員候補の選定結果と選定経緯について庶務より説明を行った。

委員候補の選定結果と選定経緯について

   準備会議の運営方針や公開方法等については、公開の場で議論し、その審議資料、議事骨子、議事録等は、ニュースレターやホームページ上で公開してきたところである。
 しかしながら、委員候補者の選定については非公開で審議し、委員候補の選定基準についてのみ公開の場で報告した。
 これは、ご本人の了承がないまま、個人名を出して審議することはプライバシー保護の点で問題があると判断したためである。
 第2回準備会議では委員候補者として23名を選定するとともに内諾を得られないことを想定し推薦者の中からそれに代わる4名の者を選定しておいたが、幸いにも委員候補者として選定した23名全員から内諾を得ることができた。
 なお、委員就任の内諾作業は、準備会議と連絡を取りながら準備会議の庶務が個々の対象者を訪問した。その際、河川管理者も同行した。

 このように委員候補者が決まった経緯は次のとおりである。

<第1回準備会議>
   第1回準備会議で、委員会の規模は20名程度として、考慮する専門分野を治水・利水・環境・人文・その他・地域活動とし、そのうち地域活動については、紀の川に関心のある方を、一般公募することなどを決めた。

<第2回準備会議>
   一般公募29名(自薦21名、他薦8名)、4人の準備会議委員からの推薦25名、河川管理者からの推薦71名を分野別に整理し、必要な資料を添付したうえで、4人の委員による選定作業を行った。
 ただし、審議については非公開で4人の委員によって行い、公開の会議では委員候補の選定基準と分野別の候補者数を公表した。非公開の審議では、河川管理者は同席せず、庶務のみが同席した。
 その結果、23名(治水3名、利水4名、環境5名、人文4名、その他(文化人、マスコミ)2名、地域活動として一般からの公募者5名)の方が委員会委員候補者の内諾をいただく対象者として選定した。なお、内諾を得られないことを想定し推薦者 の中からそれに代わる4名の者も合わせて選定した。

<委員候補者内諾承認作業>
   2月22日の準備会議終了後、ただちに、候補者の連絡先等の調査、訪問資料の作成、内諾承認予約作業に入った。
 そして、2月26日より、委員就任の内諾をいただくための訪問を実施し、3月14日までには必要な訪問作業を終えた。
 尚、訪問は基本的に準備会議の庶務担当1名と流域委員会の設置者である河川管理者1名の体制で行った。訪問時の資料は以下のとおり。

 (1)準備会議の過去2回分のニュースレターと委員が決まるまでの流れ図
 (2)改正河川法の内容、準備会議及び流域委員会の役割等の説明文
 (3)紀の川河川事業概要2000、紀の川流域の概要

 (1)は準備会議側が作成、説明し、(2)(3)は河川管理者が作成、説明した。

○一般からの公募による委員候補者について
   一般からの公募者は自薦2名、他薦3名であった。
 他薦3名のうち1名は「紀伊丹生川ダム建設を考える会」代表石神正浩氏からの推薦であり、委員候補者(被推薦者)に委員就任の内諾をいただくために訪問した際、「紀伊丹生川ダム建設を考える会」から別紙−1(PDF:8KB)の要望が準備会議委員にあった。
 これを受け、準備会議議長から「紀伊丹生川ダム建設を考える会」にこの要望書に対する回答書を送付した。その内容は別紙−2(GIF:84KB)の通りである。
 後日、委員候補者から内諾を得ることができ、また「紀伊丹生川ダム建設を考える会」からも別紙−3(GIF:12KB)の通り返答があった。
 更に、「紀伊丹生川ダム建設を考える会」から別紙−4(GIF:16KB)も受け取っている。

○その他
   基本的に各委員候補者を直接訪問して内諾をいただいたが、6名の方(内4名は紀の川流域委員会準備会議委員)は電話で委員就任の内諾をいただいた。うち4名は準備会議委員であり、他の2名は紀の川流域委員会を設立する目的や役割をよく理解されており、訪問による委員就任内諾依頼を辞退された方である。



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