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―平成20年度― ■紀の川大堰関連魚類調査・速報(5月) 1.調査実施内容 表1 調査実施内容
2.調査方法 ワンド内に生息する魚類を対象として、投網、タモ網、刺網、はえなわ、魚カゴ、カニカゴを用いて調査を行った。 3.調査結果 各ワンドにて確認された魚類の一覧を表2に示す。 ●確認された魚類は、自然ワンドが5科13種、西田井ワンドが5科15種であった。 ●昨年度調査(平成19年5月)では、自然ワンドにて6科16種が確認されている。昨年度の調査結果と比較すると、今回の調査ではハス、タモロコ、スジシマドジョウ中型種、などの確認ができなかったが、コイ、アユ、トウヨシノボリが新たに確認された。 ●昨年度調査(平成19年5月)では、西田井ワンドにて5科13種が確認されている。昨年度の調査結果と比較すると、今回の調査ではタイリクバラタナゴ、ギギ、ナマズ、ウキゴリの確認ができなかったが、カワヒガイ、カマツカ、ニゴイ、メダカなどが新たに確認された。 ●重要種としては、ハス、ツチフキ(ともに環境省:絶滅危惧U類)、カワヒガイ(環境省:準絶滅危惧)、メダカ(環境省:絶滅危惧U類、和歌山県:準絶滅危惧)の計4種が確認された。 ●魚食性の外来魚は、ブルーギル、ブラックバスの2種が確認された。その他雑食性の外来魚としては、タイリクバラタナゴが確認された。 4.ワンドの風景 <自然ワンド> <西田井ワンド> |
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