平成24年11月16日(金)、17日(土)
森の世話人として知っておくべき基本を取り上げた森づくり講習会を開催しました。講習会は4年前に始まり、今回が8回目の開催です。
2日間・延3回の講習会に、あわせて14団体20名の方々に参加いただきました。
講習会の様子 |
講習会の様子 |
神戸でこれまでに発生した土砂災害被害とその対策、六甲山系GB整備事業を説明しました。長年神戸に住んでおられる方でも知らないこともあり、興味深く耳を傾けておられました。
「安全な森づくり」の講習では、活動を行う上での準備(危険予知)や活動後の振り返り(ヒヤリ・ハット)の重要性を再認識していただく時間となりました。
安全な森づくり資料(ヒヤリ・ハットシート) |
意見交換会 |
続いて、森の世話人がこれまでに活動地で行ってきたレクリエーションを紹介しました。
ただ楽しむだけでなく、森づくりに必要な知識を身につけたり、伐採した木を使った工作を紹介しました。
意見交換会では「参加者を募る方法」「活動を長く継続的に行っていく手立て」「活動時間」や「お弁当」等について活発に意見が交わされ、他団体の活動の様子を知っていただくことができたようです。同じ悩みを解決した先輩団体からのアドバイスなどもありました。
意見交換会 |
土石流の模型実験 |
最後に、土石流の模型実験を行い、砂防ダムが土砂を捕らえて下流域の被害を防ぐ機能を見ていただきました。
本日の講習会の内容を踏まえ、安全に楽しく土砂災害に強い森づくりを進めていただきたいと思います。