平成24年7月20日(金)、21日(土)
今回で7回目となる森づくり講習会に2日間あわせて15団体25名の森の世話人が出席しました。
植生・哺乳類・蝶のモニタリング調査結果の報告では、自分達の活動地で確認された生物のリストを興味深く見ていました。
スタッフ紹介 |
スライドを使った説明 |
苗木を枯らす虫(コウモリガ)による苗木被害やその防除法の報告では、みなさん自身が植樹していることもあり、生態の特徴や対処方法などについて、熱心にメモをとる姿が見られました。
森づくり計画書の読み方や森づくり計画を立案する際の留意点についてスライドを使った説明があり、参加者はこれから見学する「交流の森」の観察ポイントや、目標とすべき森の考え方を学びました。
多くの森の世話人が出席 |
交流の森の見学 |
車で「交流の森」に移動し、資料を片手に林内の明るさや、地形・植生などの現状を確認しました。蒸し暑い天候でしたが、生えている木の種類を、参加者同士で教えあったり、談笑する姿が見られました。
会議室に戻り、5〜6名の班に分かれて「交流の森」について感じたことや、気がついたことなど、森の特徴を整理しました。さらに、活動方針やどのようにして「交流の森」の森づくりを進めるべきかについて、まとめるのに困るぐらい多くの意見が出されました。
班ごとの発表では、「今の大木がある状況をうまく利用し、防災に強く、子供やお年寄りが気軽に立ち寄れる憩いの森にしたい」「最初に残す木と伐採してもよい木をきちんと見分けることが大事」といった報告にたびたび相づちがうたれました。
グループ討議 |
討議内容の発表 |
「交流の森」の森づくりに対する意見が提案され、実りのある講習会となりました。