日時: 2013年11月20日(水)9:30〜16:00
場所:六甲砂防事務所、 鉢伏堺川えん堤補強工事(堺川上流)など
主催:JICA 参加人数:15名
アジア、アフリカなどの8カ国の方々が、独立行政法人 国際協力機構(JICA)が行っている研修の一環で、六甲砂防事務所を訪問されました。
六甲山地での砂防事業の説明や土石流実験、砂防えん堤や斜面対策の現場などを見学していただきました。
○様々な砂防えん堤の工事を説明
古い砂防えん堤の補強工事を行っている鉢伏堺川えん堤の工事現場では、索道(ケーブルクレーン)で資機材を運んでいることなどを説明しました。
長者えん堤では、研修生が側壁に使用している砂防ソイルセメントに興味を持たれ、セメントと土砂の配合割合や、水分量について質問がありました。また、砂防ソイルセメントは硬化するのが遅いため、急斜面への施工が難しかったことなどを説明しました。
○斜面対策工事について説明
葺合地区斜面対策工事では、研修生が自国で対策工事を行う場合を想定して、固定させるために必要な鉄筋(アンカー)の長さや本数など、設計の考え方を詳しく確認されていました。