日時: 2013年10月19日(土) 10:30〜12:00
場所:芦屋市朝日ヶ丘小学校
主催:合同自主防災訓練実施委員会
芦屋市内で行われた地域防災訓練に参加し、市民の防災意識を啓発すると共に地域防災力の向上を図ることを目的として、災害写真の展示や土石流模型実験装置の実演を行いました。
地域防災訓練の会場において、過去の災害写真のパネル展示と土石流模型実験装置の実演を行い、六甲山地での土砂災害や砂防の役割について説明を行いました。
直前の10月16日に伊豆大島で台風26号による大きな被害が発生したため、複数の方々から「六甲山地ではどうなのか」といった質問があり、土砂災害に対しての関心が高まっていることがうかがえました。
伊豆大島で今回記録された総雨量800mmという大雨は、これまで六甲山地では記録されていません。また同じ規模の雨が降ったとしても、地形や地質が異なる(六甲山地は風化花崗岩、伊豆大島は火山灰)ので、災害の規模は比較できません。六甲山地において昭和13年に発生した阪神大水害では、総雨量461mmの雨により大きな被害がありました。
土砂災害に備えて砂防堰堤等の整備も進めていますが、万が一に備えて日頃から危険箇所や避難場所を確認し、大雨の際には気象情報などに注意して、早めの避難をお願いいたします。