日時: 2012年12月12日(水) 8:45〜12:15
場所: 小林聖心女子学院小学校(宝塚市)
小林聖心女子学院小学校の4年生のみなさんへの、六甲山における土砂災害の歴史と砂防事業についての出前講座にうかがいました。
土石流実験では、昭和13年(阪神大水害)の時のように砂防えん堤が無い場合と、現在のように砂防えん堤を整備した場合で、街への被害の様子について見比べていただきました。また、阪神大水害時の被災状況の写真パネルでは、三ノ宮駅付近まで土砂が流れてきている様子に、児童のみなさんは驚かれていました。
講義では、学校の近くを流れる逆瀬川で明治25年に土砂災害が起こり、兵庫県の中でも古くから植林などの砂防事業が行われてきたことや、砂防事業によって土砂災害が少なくなったことなどから、市街地が広がっていったことなどを説明しました。
実験・講義の後には、今回学んだ事を踏まえて児童のみなさんによるディスカッションが行われました。