日時: 2012年12月10日(月) 13:30〜15:30
場所: 東灘区民センター、杣谷えん堤(都賀川上流)
韓国山林組合中央会の16名の方々が、日本の砂防について学び、自国の取組みに活かすために六甲砂防事務所を来訪されました。
東灘区民センターでの事業の説明では、「砂防えん堤の大きさはどうやって決めていますか?」という質問があり、「その流域で、被害をおよぼす土砂の量がどれくらい想定されるか、砂防えん堤を整備出来る場所があるかによって判断し、決めています。」と説明しました。
その後の現地案内では、近接する工事用道路が無く、住宅地に近い杣谷えん堤を見ていただきました。
工事用道路が無い場合には、建設機械や資材、土砂を運ぶために索道(ケーブルクレーン)を使うことや、索道基地までは住宅街を通る場合には、交通誘導員を配置することなどを説明しました。
韓国の方々は、自国と日本の工事の施工方法の違いに関心を持たれていました。