日時: 2012年12月4日(火) 13:40〜16:00
場所: 六甲砂防事務所、千丈谷えん堤(住吉川上流)など
JICA(独立行政法人国際協力機構)が行っている「ベトナムコミュニティ防災」研修の一環として、ベトナムから研修生6名が六甲砂防事務所を来訪されました。
事業の説明では「砂防えん堤は土石流が発生した時、実際に効果があるのですか?」という質問が出され、昭和13年(阪神大水害)に大きな被害を受け、その後砂防えん堤を設けたことで、昭和42年(7月豪雨)には被害が抑制されたことを説明しました。
また、ソフト対策の取組みについても興味があるということから、土石流発生感知装置(ワイヤーセンサー)や土石流監視カメラ(ライブカメラ)、雨量計などを整備していることを説明しました。
その後の現地案内では千丈谷えん堤を見ていただき、ワイヤーセンサーが土石流を感知した時にはサイレンが鳴り、周辺住民のみなさんに危険を知らせることを説明しました。