日時: 2012年11月8日(木) 9:00〜11:30
場所: 六甲砂防事務所、神楽岩えん堤(住吉川上流)など
JICA(独立行政法人国際協力機構)が行っている「気候変動適応策水分野における政策策定能力向上」研修の一環として、アジア・アフリカなど各国7名の研修生が六甲砂防事務所を来訪されました。
事業の説明では、がけ崩れの対策が必要な場所での工法についての質問が出され、六甲山系グリーンベルト整備事業において、現存する木を極力残すことを考えたコンクリート枠やワイヤーネットにより、斜面を安定させていることを説明しました。
現地案内では住吉川を案内し、住吉川が周辺の住宅地より高い『天井川』であることなどから、阪神大水害(昭和13年)時には大きな被害が出たことを説明しました。
また住吉川上流の神楽岩えん堤では、阪神大水害の直後より造られ、約70年の間、街を土砂災害から守ってきたことを説明しました。