日時: 2012年10月19日(金) 9:00〜11:30
場所: 六甲砂防事務所、焼ヶ原地区斜面対策(住吉川上流)など
JICA(独立行政法人国際協力機構)が行っている「気候変動への適応」研修の一環として、アジア・アフリカ・中南米など各国13名の研修生が六甲砂防事務所を来訪されました。
事業の説明では、「砂防えん堤は、どれくらいの数を造っているのですか?」という質問があり、「昭和13年の阪神大水害の時のような豪雨が発生しても、市街地が土砂災害による被害を受けないことを目指して、砂防えん堤を整備している。現状ではまだ砂防えん堤は足りておらず、今後も整備していく必要がある。」と説明しました。
現地案内では焼ヶ原地区斜面対策など、急な斜面を安定させる工事を行いながら、出来るだけ樹木を残そうと取り組んでいる様子を見学していただきました。
今回の研修内容を、自国の防災対策にも役立てていただけるのではないでしょうか。