日時: 2012年7月5日(木) 9:00〜17:00
場所: 六甲砂防事務所、前ヶ谷えん堤工事現場など
韓国山林庁では、環境に配慮した砂防技術の研究を進められており、六甲山における砂防事業の取組みについて視察するため、来日されました。
訪問を受けた7月5日は、74年前に阪神大水害(昭和13年)が発生した日にあたるため、当時の被害の様子などを説明しました。また、このような災害があった事を一般の方々に知ってもらい、土砂災害の危険性を再認識してもらうため、啓発資料の配布なども行っている事を説明しました。
砂防事業の説明や現地視察では、日本の技術や経験を学ぼうと、「既設えん堤の補強を行われる際の、基準や考え方は?」「ケーブルクレーンを用いてえん堤を整備される場合、用いない時と比べて、工事の効率はどうなのですか?」といった質問が多く出され、熱のこもった意見交換となりました。