砂防の仕事
砂防は、砂防えん堤をつくって下流に流れ出る土砂を調節したり、荒れた山に木を植えたり、がけがくずれないように山の斜面に工事をほどこしたりして、災害がおこらないようにします。火山災害や雪崩災害、地すべりを防ぐことも砂防の仕事です。
日本の砂防技術は世界でも最高のレベルにあり、砂防=「SABO」、砂防事業=「sabo works」は、世界の共通語になっています。日本は東南アジアや中南米などの国々で行われる砂防事業にも技術協力しており、日本の砂防技術は海外でも広く貢献しています。
砂防えん堤工
土石流などを受け止め、ためた土砂を少しずつ安全に下流に流します。
山腹工
荒れた山で木を植えたりすることなどによって、土砂が流れ出すのを防ぎます。
護岸工
川岸を保護し、土砂や水にけずられないようにするとともに洪水を防ぎます。
がけくずれ対策
山の斜面などにがけくずれを防ぐための工事をし、人家などを守ります。
地すべり対策
地すべりの動きをおさえ、人家などを守ります。
火山砂防
火山活動にともなう溶岩流・土石流などからくらしを守ります。
雪崩対策
雪崩の発生を防ぐ柵などをつくり、雪崩から人家などを守ります。
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