人材育成支援 Human resources development support
建設行政において複雑多様化する行政需要を迅速、適正に処理できるよう、職員の幅広い人材育成を実施しています。
土木構造物検査技術研修施設
土木構造物検査技術 研修施設について
社会資本の根幹となる土木構造物は、良好な品質を確保するための適切な施工と、性能を維持するための適切な管理を行うことが必要です。
設計に基づき施工上求められる基本的な手順・組合せ・基準などに従って、施工され、社会的要請に応える機能を確保し、外力や自然環境の下で長期的に機能していくための適切な維持管理が必要となります。
これらの要請に応えるために、技術者には施工時に発生しやすい一般的な不具合を理解するとともに、各種技術基準を施工管理に反映させ、維持管理を適切に実施することが求められています。
施工の状況や使用環境による劣化は、構造物表面に現れることが多く、技術者にはこれらを確実に発見する経験「技術者の目」が必要となってきます。
そこで、適切に施工された事例と、不良な事例の比較モデルや、経年的に劣化した実構造物に触れることで、現場での経験を補い、技術者の基本となる「技術者の目」を養うことを目指し、本施設を整備しました。
鋼構造物・コンクリート構造物・アスファルト構造物の施工不良検査技術を学ぶことで、施工監督技能の習得を図る研修を行っています。
平成16年度の研修施設開設以来、国土交通省職員をはじめ自体職員など多くの団体にご利用いただいています。