比較的発生頻度の高い洪水・高潮に対しては、施設によって防御することを基本として整備を進めつつ、それを超える洪水・高潮に対しても、命を守り、社会経済に対して壊滅的な被害を最小化することを目標とし、危機感を共有して社会全体で対応することが求められます。
このような課題を踏まえ、水害リスクの高いゼロメートル地帯に人口や社会経済の中枢機能が集積し、さらに広域に発達し高度利用が進む地下空間を有する梅田地区をはじめとする大阪を対象として、スーパー台風の来襲等の最悪の事態を想定し、以下の検討を行うため、「大阪大規模都市水害対策検討会(仮称)」を発足し、第1回検討会を開催。