項目 | 内容 |
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問い合わせ日 | 令和02年8月23日 |
住所(府県) | 大阪府 |
タイトル | 天ケ瀬ダム再開発後の洪水調整について |
問い合わせ内容 |
(1)天ケ瀬ダム再開発後の洪水調節は次のようになっています。 大戸川ダムありのケース;1,140m3/s一定放流後、二次調節は400m3/s一定放流とする。 二次調節の効果は、計画規模洪水昭和47年台風20号1.53倍のケースで、淀川枚方地点流量を400m3/s減少 大戸川ダムなしのケース;1,140m3/s一定放流 淀川枚方地点流量は変わらない。 そこでお尋ねします。1,140m3/s一定放流の時は、天ケ瀬ダムへの流入量は、瀬田川(琵琶湖)、大戸川及び天ケ瀬ダム上流の残留域からそれぞれいくらとされているのでしょうか。大戸川については、大戸川ダムあり、なしでご教示ください。 (2)天ケ瀬ダムにおける二次調節400m3/s放流の継続時間は、ダム容量からして最高何時間可能と想定されているのでしょうか。 (3)天ケ瀬ダムにおける二次調節を400m3/sでなく800m3/sとした場合、淀川枚方地点流量は何m3/s減少するとみればよいのでしょうか。 |
回答日 | 令和02年10月05日 |
回答 |
(1)について、洪水波形によって異なりますが、例えば、第61回流域委員会審議資料1−2−3で示している計画規模洪水(昭和28年台風13号型)において、天ケ瀬ダムの最大流入量は、大戸川ダムがない場合は約2,500m3/s、大戸川ダムがある場合は、約2,100m3/sとなります。 (2)について、洪水波形によって異なりますが、例えば、第61回流域委員会審議資料1−2−3で示している計画規模洪水(昭和28年台風13号型)においては、約5時間程度の継続時間となります。(3)について、ご指摘の条件で計算していませんが、2次調節時の放流量を増加させると、淀川本川の流量は増大します。 |