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第11回
紀の川流域委員会
H14.9.27
参考資料-2

● 一般からの意見、要望
NO. 発言者所属等
(敬称略)
意見・要望等 聴取媒体 備考
1 高津正秀

ダムと治水を考える研究者グループ
紀の川流域委員会
事務局 和佐殿
委員各位

 今回は、「ダムと治水を考える研究者グループ」を代表して第10回委員会を傍聴・質問した高津が、委員各位、および事務局に以下の要請をさせていただきます。
1. 国の一事業の方向を決める重要な会議の委員として選出され、報酬も得ておられる委員各位におかれましては、例えば「研究者グループに対しては既に意見も聞き回答も行っている。」等の未確認の無責任な発言は謹んでいただくとともに、配布された資料やHPのQ&Aには十分目を通していただきたい(特に専門の委員)。
2. 研究者グループからの要請に答えているかどうかは、資料やQ&を作成している整備局担当者が知らないはずはなく、上記のような委員からの発言を、本人に真実を伝えることなくそのまま資料に載せ、委員会の場で朗読するのは、事務局としての配慮が足りない。事務局に対しては、各委員とのコミュニケーションを密にしていただくとともに、質問、要請に対しては、たとえ応じられないにせよ、その旨を理由を沿えてすみやかに質問者に返答していただきたい。
3.我々研究者グループがおかしいと指摘している事柄に対して、「おかしいとは思わない」とのご意見を述べられた委員の方がおられるが、我々の指摘事項に反論がお有りなら、詳細かつ具体的に述べていただきたい(個人的なご意見でも結構です)。
国土交通省近畿地方整備局
担当者殿

ダムと治水を考える研究者グループ
上野鉄男(京都大学・防災研究所)
高津正秀(大阪府立大学・材料工学)
高田直俊(大阪市立大学・土木工学)
中登史紀(中技術士事務所・土木技師)

第10回流域委員会におきまして、「基本高水(長期計画)に関することは、流域委員会で答えるべきことではない」とのことでしたので、これ(目標流量を含まない事柄)につきましては、改めて近畿地方整備局に質問させていただきます。
また、委員会でご確認いただいたように、目標流量を含む質問・要請に関しましては、委員会で責任ある対応をしていただきますようお願い致します。
※ 過去の要請書(メール)送信日:2月28日、4月13日、4月23日、5月28日
電子メール  
2 木ノ本豊

紀伊丹生川ダム建設を考える会事務局
8月12日付申し入れ書
紀の川流域委員会 中川博次委員長殿
 こちらは紀の川または紀伊丹生川流域住民が中心となって構成する「紀伊丹生川ダム建設を考える会」です。先日の第10回紀の川流域委員会で、疑念に思ったことを以下に本会の名によって申し入れますので、貴職から直接回答いただくか、もしくは次回委員会でおはかりの上、速やかに回答いただけますようにお願い致します。
1「専門家グループ」への回答の件について
 8月11日付で、高津正秀氏ほかの「専門家グループ」から問い合わせのあった件は、紀の川流域住民としての私たちも、同じように真相を知りたいと考えることですので、度重なる「要請書」に対して、貴職から当該整備局が責任を持って誠意ある回答をされるようご指示下さい。また,庶務に対しては、回答の内容を各委員の方に周知徹底されるよう強くご指示ください。
2 紀の川流域委員会の権限について
 傍聴者発言として本会から糾した事ですが、貴職の発言である「紀の川流域委員会には権限はない」との発言を撤回していただきたいと考えます。当初から貴職は紀の川流域の整備計画については「ゼロからの出発」を強調していた事は周知のことであり、新河川法に基づいて、新たに発足したはずの貴委員会の権威と見識が問われます。紀の川流域の整備計画策定には学識経験者や住民の意見は不可欠であり、それを聞いて取りまとめ、当該整備局に厳粛に答申するのが貴職の役目のはずであり、大きな権限を持っているはずです。どうか原点に戻っていただきたいと考えます。
3 庶務の不備の件について
 8月9日の第10回委員会には欠席委員の数が多く、庶務は欠席委員の名前を挙げただけで、規約に基づいて慎重に成立か不成立すら宣言しませんでした。当日、約半数に近い委員が欠席するのは異常なことであり、このことの責任はすべて庶務の段取りの不備にあります。貴職から、今後このような不備がないように厳重に庶務に対して注意していただきたい。また、議事録の件では岩畑委員と庶務の間には大きな齟齬があり、このことは傍聴者の多くも庶務に対して不信と異議を持っております。今後、こういうことがないように厳正に対処するように庶務に対して注意されたいと考えます。
4 小田委員の退任に代わって,新たに委員を補充する件について
 委員の補充について、すでに解散して存在しない準備会に一任すると言う貴職の発言は無理があります。この際、貴委員会で議論の上、公明に選んでいただきたいと考えます。その場合、本会はすでに委員の候補者を2名推薦してあり、人数の都合から1名に減らされた経緯があります。市民代表の数はとても少なく、委員の補充は、始めから推薦していた本会のあと1名からか、もしくは流域住民であり、ダム建設計画で翻弄された紀伊丹生川に漁協権を持つ「玉川漁協」から選んでいただきたく考えます。
5 遊水地の問題を深める件について
 貴委員会の議事の拙速を慎んでいただきたいと考えます。2000年12月の河川審議会の中間答申に基づき、第10回では「遊水地」の提案が出され、整備局が十分回答できなかった以上、この件を次回では、もっと徹底的に研究していただきたいと考えます。また、小川委員が提案されたように、遊水地の調査見学のプランを速やかに実施いただきたいと考えます。その場合は、一般市民の参加を当然認めていただきたくよろしくお願い致します。
電子メール  
3 野口浩史
野口知子

紀伊丹生川ダム建設を考える会
紀の川流域委員会 庶務 和佐殿

8月12日の申し入れ書に賛同します。

電子メール  
4 奥井満雄 別紙-1(PDFファイル)

郵便  
5 赤井一昭
「海洋の空」研究グループ
別紙-2(PDFファイル)

郵便  


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