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橋本市
住民
(紀伊丹生川ダム建設を考える会) |
本日12日の大滝ダム、紀伊丹生川ダムの見学会お疲れさまでした。私は紀伊丹生川ダム建設を考える会の会員で、橋本市在住の名迫素代と申します。
今日の住民からの意見発表で、本会から4名が紀伊丹生川への思いを語ってくれました。聞いていて私はとても感動を覚えたのですが、委員の皆様はいかがだったでしょうか。
会では、これまでダムについてみんなで勉強会を開いたり、今も無駄なダムであると理論的にいえるよう、がんばっています。勉強会に参加して、この自然豊かな地を壊してまで、ダムを造る必要は本当にあるのか、ますます疑問になりました。動植物でいえば、貴重種があったとしても、広域に分布する、とか、周辺地域にも確認されている、でおきまりのように報告がなされています。これからも自然環境などの調査は行われるのでしょうが、これからの時代はそういうセリフでは通用しないと思います。これまでにあまりにたくさんの地が開発されてきたからです。
人間一人一人がみな個性があるように、玉川峡もここにしかありません。それと引き替えのダムとは、かなり大勢の人の公益になるものなのでしょうか。
個人的なことでは、私の両親ともに水没予定地区の出身で、かなり前からダムができるとは聞いていました。小さい頃はよく玉川に泳ぎに行ったので、そのころから「ダムはいや!」と感じていました。今も玉川に近い市内に住んでいます。理論的でなく、感情的にダムは絶対反対です。 |
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