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紀の川流域委員会NEWS!

第4回
紀の川流域委員会
H13.9.12
参考資料-1


● 一般からの意見、要望
NO. 発言者
所属等
意見・要望等 聴取媒体 備考
1 橋本市
住民
(紀伊丹生川ダム建設を考える会)
 9月12日、紀の川流域委員会の委員の皆様が、玉川峡ダム予定地を、視察なさることを聞きました。当日、玉川漁協組合長、山本実さんと、紀伊丹生川ダム建設を考える会の代表、石神正浩が意見を述べたいと申しております。よろしくご配慮をお願いします。当日、委員の皆様が、玉川峡ダム建設予定地に到着なさるのは、何時頃になりますか。教えてください。 FAX 行程表を送付
2 橋本市
住民
 最近、新聞テレビその他でダム建設見直しが話題になっていますが、私の郷土である玉川峡に巨大ダムが建設されるという事についてはとても心を痛めています。こんなに、自然環境を保護することが当り前の時代に、なぜまだダム建設が中止にならないか、不思議でなりません。まして、活断層が地下に存在する紀ノ川流域にダムを作ろうという人たちには、地元の悲しみ、心配がまるでわかってないように思われます。税金の無駄遣いとか、そんな問題でない、日本の恥とさえ思ってしまうのは、私だけでしょうか?
 紀の川流域委員会に期待したいと、願ってやみません。
電子
メール
 
3 貝塚市
住民
 はじめまして。突然のメールお許しください。
 私は大阪府の南部、貝塚市に住む者です。
 紀の川流域委員会におかれましては、今回、紀伊丹生川ダムについてご検討されるとお聞きしました故、お願いがございます。
 貴重な清流を汚し、玉川峡の景観を破壊し、下流に洪水の危険をもたらす紀伊丹生川ダム建設に反対してください。
 紀伊丹生川ダムの一番の建設目的である利水事業は破綻しています。
 大阪府は現在莫大な借金を抱え、財政再建措置としてこれまでの開発優先によって生じた負債のツケを府民に負担を強いてまで押し付けようとしています。
 もともと、紀ノ川流域から取水する目的であった泉州地域の開発はことごとく失敗に終わっています。ガラ空き状態のりんくうタウン、開発に頓挫した上に府民の税金を投じてまで無理やり幕引きをした泉佐野コスモポリスなど、絵に描いた餅に必要だった水需要はなくなりました。
 おまけに莫大な税金を使って紀ノ川から導水するとなると、その負担が将来水道料金となって府民に覆い被さるのは自明のことです。
 大阪府民として、紀ノ川からの水は必要ありません。すでに建設されている紀ノ川河口堰でさえ壮大な無駄遣いをしているのに、この上にダム建設などしようものであれば、近い将来非難の対象になることは明らかです。
 国民、和歌山県民、大阪府民の貴重な税金を投じて、なんの役にも立たないばかりか、またとない景勝地であり、県民・府民の安らぎの場でもある玉川峡の清流を破壊しないで下さい。
 また、治水については、先日の台風11号で古座川町でも問題になったように、ダムが完璧な洪水防止機能を持たないばかりか、ちょっとした人為的ミスや机上の計算と合わない降雨により、下流の被害をより甚大なものにします。このことは、昭和40年熊本県球磨川の市房ダムの非常放水により人吉市で起こった大水害の記録からも明らかです。(国は認めたがりませんが。)
 紀の川流域委員会の皆様におかれましては、目的は正しいのか、ダムでなければならないのか、他の方策はないのかなどをよくご検討のうえ、公正公平に事業の必要性をご審議いただきたくお願いいたします。
電子
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