記者発表

国道9号笠波峠除雪拡幅開通後の効果について <開通後の交通状況と整備効果>

道路
国道9号笠波峠除雪拡幅事業のうち、笠波トンネル(延長1744m)を含む延長2.4kmのバイパス区間が令和5年10月22日に開通しました。
この度、開通後の交通状況と整備効果をとりまとめましたので、お知らせします。

■開通による整備効果
 
①交通状況の変化
 ■交通量の転換
 (開通前) 国道9号(現道) : 約4,830台/24h(平日)
 (開通後) 国道9号(現道) : 約540台/24h(平日)
                 今回開通区間       : 約4,210台/24h(平日)    約9割の交通が開通区間へ転換
 ■走行速度の向上
 (開通前) 国道9号(現道) : 大型車の約20%が平均速度40km/h未満
 (開通後) 今回開通区間       : 大型車の約 2% が平均速度40km/h未満     約18%の改善
 ※急勾配・急線形区間
 
②走行安定性の向上
 ■横揺れ・急制動の発生頻度改善
 (開通前) 国道9号(現道) : 15.4回/100台(うち、横揺れ11.4回/100台)
 (開通後) 今回開通区間       : 10.2回/100台(うち、横揺れ 1.3回/100台)
                                              発生頻度が約2/3に低減(そのうち、横揺れは約1/10に低減)

引き続き、笠波峠除雪拡幅の整備を進めて参りますので、ご支援・ご協力のほど、よろしくお願いい
たします。
 問い合わせ先

国土交通省 近畿地方整備局 豊岡河川国道事務所

副所長 浦本 康仁(うらもと やすひと)
計画課長 髙木 敦史(たかき あつし)

TEL 0796-22-3126(代)