幹線共同溝

5.共同溝の種類

用途と設置場所に合わせて大規模タイプから小規模タイプまで
幹線共同溝
Common Duct for Trunk Lines

電話・電気・ガス・水道・下水道などの幹線導管を収容する施設で、いわば都市生活を支える地下の大動脈です。一般に共同溝といえば、この幹線共同溝を指します。主として車道の地下に設置され、人が中にはいって維持管理ができる構造になります。
供給管共同溝
Common Duct for Utility Supply Pipelines

一般家庭やオフィスビルなどに直接引き込むために、ケーブルや管路を収容する施設です。一般的には歩道の下に整備され、道路を掘り返すことなく、各建物にライフラインを接続することができます。
電線共同溝
(C・C・BOX)Common Duct for Power Cables

電力線や電話線を歩道下に一体的に収容する施設です。歩道上の電柱や電線類を無くし、都市景観の向上、防災空間の確保を目的としています。