詳細マップはこちら その昔、若狭湾で水揚げした海産物が人の背に担われ、峠を越え京の都へと多くの物資が運ばれ、運搬品の中で鯖が特に注目されたことから、近年これらの道を総称して「鯖街道」と呼ぶようになりました。「西の鯖街道」は、標高800メートルの丹波高地を挟み、福井県高浜町、おおい町名田庄、京都府南丹市美山町、京都市京北、そして京都御所をむすぶ約100キロメートルの街道です。鉄道が敷設されるまで福井県若狭地方と京都を結ぶ最短の文化・経済のルートでした。また、京の文化がこの街道の各地にもたらされた街道でもあります。街道沿道には、それぞれ歴史的史跡・文化遺産・自然が豊富にあり、都市からの観光客にとってより魅力ある街道になるものと思います。新たな観光のルートとして全国へ発信して参ります。